【カマイタチ】と【高橋ヒロム】ジュニアの絶対的存在へ

画像引用元:Wikipedia

凱旋帰国時の
衝撃的な登場から、

圧倒的な実力で
新日ジュニアの勢力図を
一気に変えた

高橋広夢こと
『高橋ヒロム』選手。

ヤングライオン時は
渡辺高章選手と共に
前座で腕を磨き、

2013年6月に
イギリスへ
海外武者修行に向かいました。

現在は
時限爆弾(タイムボム)の
通り名のとおり、

数々の爆弾を
新日本の中に投下し、

今やトップ戦線の
一角となって、

ヘビー級をも巻き込む
選手です。

今回はそんな
高橋ヒロム選手の
海外時代である

『カマイタチ』
の時代、

そしてその後の
高橋ヒロム選手について
語りたいと思います。

謎のマスクマン、カマイタチ

海外では
みちのくプロレスの
剣舞選手とタッグチームを組み、

ザック・セイバー・ジュニア選手と
ウィル・オスプレイ選手が所属をしていた

  • レボリューション・プロレスリングや
  • 4 Front Wrestling

を戦場にしていました。

しかし2014年
メキシコのメジャー団体で
新日本と提携をしているCMLLで

OKUMURA選手の
パートナーとして、

突如マスクマンの
『カマイタチ』
としてデビューします。

かつて日本人ルード軍団であった
ラ・フィエブレ・アマリージャを
ここで再結成し、

デビュー戦を
白星で飾りました。

2015年
今後ライバルストーリーを
展開することとなる

『ドラゴン・リー』選手との
シングルマッチをきっかけに
抗争がはじまります。

同年2月に
1Dayタッグトーナメントが開催され、

ドラゴン・リー選手と
タッグを組むも、

初戦でカマイタチ選手が裏切り、
敗戦。

3月には
CMLL毎年恒例のビッグマッチイベント

『Homenaje A Dos Leyendas』にて、
因縁決着戦として用意された

マスカラ・コントラ・マスカラ
が行われます。

しかしそこでカ
マイタチ選手は敗戦し、

マスクを脱ぐことになり…
カマイタチ=高橋広夢という正体を
さらすことになります。

過熱するドラゴン・リーとのライバルストーリー

カマイタチ選手は
リングネームそのままで、

マスクを脱ぎ
素顔のままリングに
上がり続けます。

12月4日に
ドラゴン・リー選手が保持する

CMLL世界ライト級王座挑戦し、
1度は勝利しながら、

ロープに足が掛かっていると
マキシモ選手の抗議があり
試合が続行され、

またも敗北。

その怒りもあってか、
マキシモ選手へ敗者髪切りマッチの

カベジェラ・コントラ・カベジェラ戦
(時間無制限3本勝負)を要求します。

2016年の元旦に
その対戦が実現するも、

2-1でマキシモ選手が勝利をし、
髪を刈られ丸坊主になってしまいます。

そして記憶に新しい
1月23日の新日本との
共同興行である

『FANTASTICA MANIA2016』

ドラゴン・リー選手が
ヴィールス選手とのCMLLスーパーライト級選手権で
防衛を果たした直後、

カマイタチ選手が国を越えて襲撃。

翌日のカードが急遽、
タイトルマッチに変更になります。

その当時、
『ドラゴン・リー対カマイタチ』の試合は
世界のプロレスファンの中では

名勝負と言われ、
CMLLでも『黄金カード』として
重宝されていました。

試合は両者のハイスピード、
そしてテクニックが合わさり、

カマイタチ選手の
カナディアン・デストロイヤー

場外へのダイビングセントーン

ドラゴン・リー選手は
フェニックススープレックス

断崖式ダイビングフットスタンプを駆使。

そして最後は
カマイタチ選手が勝利します。

『高橋広夢』としては
ヤングライオンとして
ファンの記憶に沁みついていますが、

この試合を持って
高橋広夢から『カマイタチ』へ
成長を遂げ、

さらにドラゴン・リーとの激闘に勝利し
チャンピオンになったことが、

これ以上にもないほどの
インパクトを残しました。

前日の襲撃からの
王座戦という流れも、
ファンの記憶に残りました。

この試合後も
メキシコで名勝負を繰り広げ、

カマイタチ選手が
『高橋ヒロム』として凱旋帰国をしてからも、

今度はドラゴン・リー選手が
ヒロム選手を追いかけ

新日本のリングへやってきます。

カマイタチから高橋ヒロムへ

カマイタチとしての闘いを終え、

2016年11月に
新日本のリングへ凱旋します。

その後のヒロム選手の活躍は
言わずもがな、

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの一員となり

内藤選手らと共に
新日本内で
ムーブメントを起こします。

凱旋直後の
1月4日東京ドーム大会で
IWGPジュニアヘビーを奪取。

メキシコから
ヒロム選手を追いかけてきた

ドラゴン・リー選手相手に
王座防衛。

ここから4度の
防衛を果たし、

新日本ジュニアの
中心選手になります。

その後
怪我による長期出場があったものの、

怪我前のコンディションと
変わらぬ動きを見せ、

獣神サンダーライガー選手の
引退試合の相手を務め、

『アナタが作ってきたジュニアを必ず頂点まで上げて見せます。約束します。』

と、
日本プロレス界の
ジュニアを引っ張ると宣言。

7月には本人の夢である

『ゴールデンタイムの生放送で試合をする』
というものを実現。

NEW JAPAN CUP準決勝で
オカダ・カズチカ選手との一戦を行い、

同月EVIL選手との
IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合を行うなど、

ヘビー・ジュニアの
階級を超えた活躍を魅せます。

かねてから
高橋広夢としての夢であった

「小さい人間が大きい人間に勝つことにロマンを感じていた」
というものを体現するべく、

ジュニア選手として
IWGPヘビー戴冠を目指す
『高橋ヒロム』選手。

グローバル化を目指す
新日本プロレスにとっては、

一番世界にアピールできる選手は
オカダ選手でもなく、内藤選手でもなく、

カマイタチとして
世界へ知名度を上げていた
高橋ヒロム選手なのかもしれないです。

もっとフランクに
高橋ヒロム選手を紹介した

タイムボムみおさんの
記事もありますので、よかったらご覧ください。↓

高橋ヒロム【プ女子に勧めたい!】TICKING TIME BOMB

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緋空

はじめまして、プロレス全般を愛する緋空と申します。アラサーのパパで小学生の頃からプロレス観戦をはじめました。それからはプロレスにガッチリとハマって、プロレスのテレビ解説や、高校の文化祭でプロレス団体を呼びリングアナをさせていただいたり、インディー団体のリング設営を手伝ったり。あらゆることをやってきましたー。みなさまにプロレスの楽しさを伝えたく筆を執りました。詳しいプロフィール