【IWGPのベルト統一問題】飯伏幸太がついにぶちあげた!

みなさん、こんにちは!
プロレスライクな生活、送っていますか?

そろそろ愛車を変えたい、緋空です。

突然ですが、新日本プロレス内でのチャンピオンベルトを知っていますか?

そう、IWGP(インターナショナル・レスリング・グランプリ)のベルトですね。
その他にも、NEVERと呼ばれるベルトもあります。

IWGPのベルトなのですが、以下の種類があります。

  • IWGPヘビー級
  • IWGPインターコンチネンタルヘビー級
  • IWGP USヘビー級
  • IWGPタッグ
  • IWGPジュニアヘビー級
  • IWGPジュニアタッグ

ヘビー・ジュニアの区分けで見れば、
ジュニアはシングルとタッグでそれぞれ1本ずつ。

しかしヘビーはシングル3本、
タッグで1本とシングルに至っては
複数存在してしまっています。

こういった現状に、
現2冠王者の飯伏幸太選手は

IWGPヘビーとインターコンチネンタルヘビー級を
『統一した方がいい』と声を上げました。

しかしこの主張に対しては
賛否が分かれています。

これは何故でしょうか?

今回はこのベルト統一問題にスポットを当ててみます。

ヘビーとインターコンチネンタルヘビー、2冠への経緯

IWGPヘビーといえば、
アントニオ猪木氏が創設。

元をたどれば、
世界に乱立するベルトを統一して、

真の世界王者を作るための
リーグ戦として始まったIWGPリーグ戦が、

第5回大会からタイトル化したことで、
現在まで続くタイトルとなっています。

IWGPインターコンチネンタルヘビーは
海外マットにおいての、

IWGPヘビー級に対する
登竜門的な存在のベルトでした。

その後、現在はWWEで活躍する
中邑真輔選手を中心として
王座戦が繰り広げられ、

インターコンチネンタル王座=中邑選手
というイメージが定着していきます。

同時に、
東京ドーム大会では

IWGPヘビーと
IWGPインターコンチネンタルヘビーが
ダブルメインイベントとして組まれ、

ファン投票で
IWGPヘビーに勝りました。

その後、
中邑選手がWWEへ移籍をし、

新日本退団と共に空位になりますが
大ブレイクを果たした内藤選手が
チャンピオンとなりますが、

『このベルトは必要ない』

と、
インターコンチネンタルヘビーの
存在意義を否定したのです。

しかし後に
『ヘビーとインターコンチ両方巻いてみたい』
という気持ちが芽生え、

有言実行を果たします。

そこから新日本内で
単独の王座戦ではなく、

『2冠戦』という前提の
タイトルマッチが生まれたのです。

2冠がいいのか、統一した方がいいのか

インターコンチネンタルヘビーの経緯をたどれば、
IWGPヘビーと同等にするのは位置的に難しい所です。

海外のレスラーに対する
IWGPヘビーへの『登竜門』ベルトということであれば、

その上位はIWGPヘビーなので、
同等にしたらよく分からない設定になってしまいます。

それに加えて、近年新しくできた
『USヘビー級』と呼ばれる米国向けIWGPベルトが出てきたことで、

アメリカでの新日本興行には
必須的なベルトはこちらになります。

そのような
よく分からない現状の中で
統一となると、

今までのIWGPヘビーの歴史や
それぞれのファンが思う気持ちを
無視しているなど、

否定的な意見が出るのも仕方ありません。

  1. これまでの歴史は残し、現状のまま2冠としてベルトを残す
  2. IWGPヘビーとインターコンチネンタルのよく分からない立ち位置をすべてリセットして、新日本の新しい歴史を作るベルトにする

と、
2つの意見に分かれるかと思いますが、

それを納得させられるには
現王者である飯伏選手が実力を持って
説得をしていくしかありません。

統一案のまとめ

かつて新日本には
IWGPU-30ベルトという

30歳以下のレスラーを対象とした
ベルトがありました。

このように
意図が明確なベルトの方が
ずっと分かりやすいと思います。

現存するNEVERベルトも、
実際は若手主体だった
興行のベルトだったが、

歴代王者の『色』がついていったことで
『王者によって価値が変わるベルト』と変化していったのです。

またIWGPヘビー=歴史あるベルトに対し、
インターコンチネンタルヘビーは歴史が浅いだけに

『王者がストーリーを作っていくベルト』
となっています。

そのため、
過去(ヘビー)と未来(インターコンチ)を
1つにするということに抵抗感が出るのだと思います。

先述もしましたが、
ベルトを統一させるには
王者の闘いを魅せてファンを説得させるしかありません。

果たして、
生え抜きではない飯伏選手が
過去も未来も背負い、

伝説の王者になることができるのか?

今後の飯伏選手の動向に注目です。

飯伏選手のIWGP戦線についての歴史は、新日本プロレスワールドで

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緋空

はじめまして、プロレス全般を愛する緋空と申します。アラサーのパパで小学生の頃からプロレス観戦をはじめました。それからはプロレスにガッチリとハマって、プロレスのテレビ解説や、高校の文化祭でプロレス団体を呼びリングアナをさせていただいたり、インディー団体のリング設営を手伝ったり。あらゆることをやってきましたー。みなさまにプロレスの楽しさを伝えたく筆を執りました。詳しいプロフィール