【ファン離れ】コロナ禍における新日本プロレスのマッチメイクについて

みなさん
こんにちは!

プロレスライクな生活
送っていますか?

寒くて眠気の取れない
緋空です。

近年、『プロレスリバイバルブーム』ということで、プロレス人気が再び戻ってきた傾向がありました。
東京ドーム大会は水増しなしの実数発表で満員札止め。後楽園大会は当日券販売なしでも採算が取れるほどの超満員など、これまでの新日本においても過去最高の盛り上がりを見せていました。

しかし、近年のコロナ情勢により、活動制限を掛けられた中での興行に『面白くない』と感じてきた人も少なくありません。

あのオカダ・カズチカ選手でさえ<『最近、新日本プロレスおもしろくないな』>という言葉を口に出しています(インタビュー一部抜粋しました)

この時オカダ選手は『乱入』や『IWGP選手権での戦い方』が違う、と警鐘を鳴らしていました。

それに加え先述のコロナ禍という状況、これが合わさって今の新日本プロレスとなりますが、原因はなんでしょうか?

今回は現在の新日本プロレスが恐れるファン離れが、進行してしまっている原因を取り上げていきます。

原因①リマッチや地方大会のカードマンネリ化

これは再三再四、たくさんのファンからも苦言として出されていますが、
とにかく『リマッチ』が多すぎるというところです。

2020年は主に、内藤選手を中心にIWGPは回りましたが、中でもEVIL選手との試合が3試合も組まれています。
外国人選手が来日できないということで幅が狭まるのは仕方ないですが、
さすがにこれは応援する方もだらけてしまいます。

ましてや、現在IWGP2冠王の飯伏選手が新年のドーム大会で無冠から2冠になるのであれば、もう少し内藤選手とバチバチとしたストーリーを組んで、因縁を作ったうえでの戴冠という方が盛り上がるでしょうに、少し展開が急すぎるかなと思っております。

またBULLET CLUB入りしたEVIL選手のシングル戦は大抵『乱入』がありきのファイトスタイル、乱入自体はヒールユニットなので別に構いません。

ファンが嫌がっているのは『海野レフェリーの大根芝居』です。
毎回同じような展開で、コーナーに挟まれて失神するなど、見ている方は悪い意味で『溜息』を連発させてしまいます。

プロレス界にはブック(ストーリーの構成のようなもの)があるので、すれを軸に進めていくというのは分かりますが、よかれと思ってやっていることが全て裏目に出てしまっているのが現状です。

原因②サプライズがない

近年の新日本プロレスでは『若手の凱旋帰国』や『他団体選手の参戦』など、様々なサプライズがありました。

しかし最近はそういったものがありません。

たとえば、高橋ヒロム選手が凱旋してきた際はサプライズのVTRを用意してビッグマッチで発表、ということをやっていました。

去年帰国を果たしたマスター・ワト(川人選手)も同様のVTRがあったのですが、海外で実績のあったグレートーO―カーン選手にいたっては、突然の乱入。立ち位置が正規軍ではなく、はぐれヒールなので仕方ないとは思いますが、演出なにもなしでリングに乱入という状況だったので、ライブ配信で見ている人達も少しノれていなかったのではないでしょうか。

ディック東郷選手が現れた時のように、マスク一つでもして『え、誰が来たの!?』とあれば盛り上がりも変わったのではないかなと思います。

新日本プロレスがファンをつなぎとめるための方法

現在のコロナ禍においても、無観客ではなくお客様を入れて興行を行っている新日本プロレスはだいぶ『攻めている』と思います。

しかし、肝心のカードなどがだいぶ弱気。わざわざ高いお金を払って見に来ているお客様に対してのサービスが弱いです。
こうなってしまうと、わざわざ生で観る必要ない→オンデマンドサービスor別に見なくてもいいか、となってしまいます。

ではどうすればいいか?

私は過去にあった以下のようなマッチメイクを復活させることが大事だと思います。

  1. 若手対ベテランのシングル(たとえばヤングライオン対第3世代)
  2. シャッフルタッグ戦(一夜だけ鈴木軍とBULEET CLUBや正規軍とLIJが組んだり)
  3. 他団体提供マッチ(新日本であればスターダム提供マッチなど)

3つすべてを導入しなくとも、
1つあるだけでその日の興行に新しい色が付きます。

これだけでも『観に行ってみよう』と思う人はいるかもしれません。

特に①については、成長著しい
『辻・上村』両選手の試練7番勝負でも組めば常設カードとしてもマンネリ化せず盛り上がるでしょう。

コロナ禍に入る前は飛ぶ鳥を落とす勢いだっただけに、コロナによって停滞しこのまま落ちていく姿だけは観たくない。
暗黒時代という底辺を乗り越えた団体だからこそ、今こそ先陣を切って盛り上げていって欲しい。

棚橋選手が『太陽の申し子』と呼ばれていたように、

プロレス界ならぬスポーツ界の『太陽』となって、2021年の界隈を引っ張っていってくれることを期待しています。

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緋空

はじめまして、プロレス全般を愛する緋空と申します。アラサーのパパで小学生の頃からプロレス観戦をはじめました。それからはプロレスにガッチリとハマって、プロレスのテレビ解説や、高校の文化祭でプロレス団体を呼びリングアナをさせていただいたり、インディー団体のリング設営を手伝ったり。あらゆることをやってきましたー。みなさまにプロレスの楽しさを伝えたく筆を執りました。詳しいプロフィール